ラジオ体操90周年特別巡回 ラジオ体操・みんなの体操会

 ラジオ体操放送が始まって90周年を迎える今秋。10月7日(日)朝6時から特別巡回体操会が小金井公園・たてもの園前広場で開催され、NHKラジオ第一で、全国に生放送される。その日を心待ちする「小金井公園ラジオ体操会」も、スタートして41年余。元旦から大晦日まで、毎朝120人前後がラジオ放送に合わせて、一日のスタートを。

近隣7市から参加「小金井公園ラジオ体操会」

朝の空気を大きく吸い込んで、元気はつらつ「小金井公園ラジオ体操会」

朝の空気を大きく吸い込んで、元気はつらつ「小金井公園ラジオ体操会」

 都立公園最大級80㌶の敷地を有し、桜や梅の名所で知られる小金井公園(小金井市桜町)。その正門近くのサイクリングセンター前に、朝6時を回った頃から「小金井公園ラジオ体操会」メンバーが集まってくる。
 平日は6時15分から、土・日・祝日は6時半から、全国ラジオ体操会連盟公認の指導士資格者2人が前に立ち、ラジオから流れる力強いピアノ伴奏と号令に合わせて、第一体操・背伸びの運動から始まる。
 青々と広がる芝生や雑木林を渡って来る風を吸い込みながら、第二体操、みんなの体操、市民体操、中国体操と5種20分余り。同会会長の須田弘さん(79)によると、「第一、第二体操だけでは勿体ないもの。地元小金井市だけでなく、小平、西東京、武蔵野、三鷹、東久留米、国分寺市から通って来る人も多い。近隣7市民の体操会です」。

健康増進と親睦目指し41年敬老会や旅行会、機関誌発行も

 全国ラジオ体操会連盟公認指導士の資格者2人が当番制で、インストラクターを


全国ラジオ体操会連盟公認指導士の資格者2人が当番制で、インストラクターを


 同会は昨秋他界した武車幸雄さんら熱心な先輩によって、昭和52(1977)年5月に発足。正しいラジオ体操の普及と会員相互の親睦、地域の人々の健康増進を図ることに努めてきた。現在、会員数は220人前後。都内で3番目の規模だ。一級ラジオ体操指導士が7人、二級の資格者が11人も。
 元旦賀詞交換会や敬老会、バス旅行、機関誌「あかつき」も発行している。当初は年2回発行していたが、平成7(1995)年37号から年1回に。今年8月1日に発行された第60号はA4版30頁。
 その表紙を飾っているのは、高橋富男さん(85)による力強く細密な版画「江戸東京たてもの園 高橋是清邸」で、43号から毎号表紙と裏表紙の版画を制作、機関誌の編集も担当している。

ラジオ体操は美容若返りのツールで、心の健康も

須田弘会長

須田弘会長

 80歳以上の会員が75人、毎日の参加者の中には90代の女性が5~6人も。参加して30年以上になる副会長の大蔵ミヨ子さんは「ラジオ体操は美容と若返りのツールで、心の健康につながっている」と話し、毎朝のラジオ体操会は安否確認の場にもなっていると言う。
 しかし、須田会長によると、最近の小学校ではラジオ体操の機会が少ない。教えられる教師も少ないので、出前授業や運動会当日、ラジオ体操の指導にも駆けつけるそうだ。

ラジオ体操・みんなの体操会参加のお知らせ

小金井公園ラジオ体操会機関誌「あかつき」第60号

小金井公園ラジオ体操会機関誌「あかつき」第60号

 「新しい朝が来た、希望の朝だ…」の歌声に始まり、「いつでも、どこでも、だれでもできる」健康体操として、広く普及しているラジオ体操。その初代体操第一は昭和3(1928)年11月、昭和天皇の即位大礼を記念して、「国民保険体操」としてラジオ放送が開始。以来90年を迎える今秋。10月7日朝6時から小金井公園たてもの園前広場で開催される特別巡回「ラジオ体操・みんなの体操会」に、広く参加を呼びかけている。雨天は同公園内の小金井市総合体育館で実施されるので、上履き持参、入場制限されることも。問い合せ 電話番号042-386-2462小金井
市教育委員会生涯学習課。

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