市民200人が種まき 250mの花の回廊  - 八王子市片倉で -

 今年秋9月16日から1カ月間開かれる「第34回全国都市緑化はちおうじフェア」。その準備に向けて、片倉つどいの森公園では6月24日、市民200人が参加して計4本、250mの花壇に「たねダンゴ」を植え付けた。

花の種や栄養素を泥ダンゴに入れて

多くの地元の人たちが参加した花回廊づくり=広い所で幅1.5m

多くの地元の人たちが参加した花回廊づくり=広い所で幅1.5m

 当日、同公園(八王子みなみ野駅から徒歩15分)には、地元の市民中心に約200人が園内北西部の高台にあるひろばに集った。
 6つのテント内の長机に、みかん大の大型泥だんご、マリーゴールド、ジニア、ハゲイトウなど8種類の花の種や肥料などが、別々のトレーに。テント毎に班に分かれ「たねダンゴ」づくりの始まりだ。
 「たねダンゴ」とは(公社)日本家庭園芸普及協会が考案した種まきの方法。3・11東日本大震災後、遮るものがなくなり種が風で飛ばされて育たなかった。そこで土に種を混ぜて丸めて植えたところ、発芽して花壇ができるようになった。これがキッカケで失敗しにくい種まき方法として全国に広まってきている。「直植えするので、根も良く伸び丈夫に育つ。雨で流されたり鳥に食べられることもありません」と同協会専務理事の前田博さん。

7月末に開花、8月末満開

ダンゴに慎重に種を付ける

ダンゴに慎重に種を付ける

 テント内ではすでに用意されたケト土や赤玉土を混ぜたみかん大の親だんごを手で4等分して、丸めて”きんかん大”の子だんごに。肥料と土壌改良剤、花の種を付けてケイ酸塩白土をまぶして小さなお菓子のような「たねダンゴ?」が2400個も出来た。「食べちゃだめだよ」と注意する大人の声に笑いが。すでに整地された花壇に40㌢間隔にたねダンゴ?を植えつけて、作業は終了した。7月末、ブーケのような形状に花が咲き始め、8月末に満開になり、花回廊が楽しめる予定だ。
 地元から家族と参加した小学1年の福田花來実(はぐみ)ちゃんは「だんご作りが面白かった」と。同じ1年生の高附明日夏ちゃんは「どんな花が咲くか楽しみ」と言っていた。
どの子も真剣に40cm間隔に植えつけた

どの子も真剣に40cm間隔に植えつけた

花とみどりのまちのスタート

たねダンゴを植え付けてできたお台場のおもてなしガーデン=幅4m

たねダンゴを植え付けてできたお台場のおもてなしガーデン=幅4m

 八王子市では、3月から「コミュニティガーデナー養成講座」を開講し、30人の受講生がフェアに向けて学びながら、今回のようなイベントでも活躍している。講座の講師でガーデンデザイナーの大滝暢子さんは「花壇を造って終わりではなく、これからのメンテナンスを通してガーデニングを学び、講座の修了生たちが地域の市民リーダーとして、花とみどりのまちづくりで活躍して欲しい」と期待している。




 ◆◆◆  今後の予定  ◆◆◆◆
  「たねダンゴ見守り活動」
 日時:7月8日(土)と22日(土)、9時半集合
 場所:片倉つどいの森公園管理事務所 北棟
 内容:主な作業は除草。11時終了予定
 電話:042-620-7253 同フェア実行委員会・都市緑化フェア推進室 02_P122_01_33

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