ラオスの子どもたちに教育支援を

10月9日 東村山市・10月17日 国立市でイベント

安井さん(左端)がビエンチャン県ドンパレープ村に開設しているこども図書館の子どもたちと。安井さんの右後ろが白石さん

東南アジアで唯一、海に面していない内陸国ラオス。周囲をベトナム、中国、ミャンマー、タイ、カンボジアに囲まれ、日本の本州と同じくらいの国土に人口約650万人。約50の民族が暮らす多民族国家で、ことに山間集落で暮らす少数民族の経済は立ち後れている。1997年から、ラオスの子どもたちの教育支援を続ける 「NPO法人日本ラオス子どもの未来」が、「ラオスを知る」イベントを東村山市と国立市で開催する。

長年の活動を経て

モン族の手刺繍を施したポーチ

東南アジアで唯一海に面していないラオス

毎年5月に代々木公園で開催される「ラオスフェスティバル」は、二日間で10万人が訪れる人気のイベントだ。このイベントでは、長年ラオスで子どもたちのために活動している安井清子さんが話をし、伝統の刺繍作品を販売しており、「NPO法人日本ラオス子どもの未来」も協力してきた。しかしコロナ禍により、昨年は中止、今年もオンライン開催のみに縮小された。このような状況の中で、今回の東村山市と国立市でのイベントが企画された。
会の代表、白石孝さん(東久留米市)は、都内の区役所に勤めていた頃に個人としてタイのスラムを支援するようになり、後にカンボジア、ラオスの子どもたちに絵本を届ける活動を、社会貢献として取り組むよう職場の労働組合に提案、その先頭に立ってきた。仕事をリタイアしてから、NPO法人化。この活動を続けて30年以上になる。

伝統刺繍と多彩な催し

学校から帰ってすぐ、母親の隣で刺繍を刺すシビライ村の少女

今回のイベントでは、ラオスの安井清子さん、タイの八木沢克昌さん(シャンティ国際ボランティア会)とのオンライントーク(両日15時〜)、ラオス民話のパネルシアター上演(両日16時〜)。またカラフルな色彩と緻密な模様が特徴の、ビエンチャン県シビライ村の女性たちによるモン族伝統の手刺繍作品などの販売も行う。
「農業だけでは暮らしていけない村にとって、刺繍は自立のための大事な収入源。これがなければ、外国に出稼ぎに行かなければならなくなります。モン族伝統の刺繍は、見本や決まった型紙があるわけではなく、刺す人ひとりひとりの頭の中にある図案で作るので、同じものはありません。子どもの頃からお母さんの隣に座って刺繍を刺していて、世代を繋ぐ役割もあります」と白石さん。
モン族の刺繍小物=トートバッグ(5000円)、ハートチャーム(150円)ポーチ(1200円)ほか、ペンケース、カードケースなど15種類を、東村山と国立の会場に各100点。※マスク着用、消毒など、感染防止対策を。
★抽選で5人にカードケースを差し上げます。3面のプレゼント欄参照。

■ミニラオス体験を
▷10月9日(土)12時半〜17時半、和風家屋の複合文化施設「百才(ももとせ)」=東村山市久米川町4-46-1 電話番号090-1795-8377大塚さん
▷10月17日(日)12時半〜18時、KFまちかどホール=国立市富士見台1-7-1 電話番号070-6560-6643中西さん
▷入場料=カンパ・100円(ハートチャーム付きは200円)パネルシアター、おはなし、オンライントーク参加費200円
▷主催/連絡先=NPO法人日本ラオス子どもの未来 電話番号090-2302-4908白石さん

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