テレビでは会えない芸人

松元ヒロさん2年ぶり5回目のライブ、4月30日小金井市で。
絵本作家・田頭よしたかさんのヒロさんポスター展も4月24日から。

2021年(5回目)のポスター原画(A4判、画材はアクリル絵具)

テレビに出ないのに、ライブのチケットは常に完売。落語家・立川談志が権力にこびない芸人と、松元ヒロさん(68=西東京市)に惚れ込んでいたのは有名な話だ。政治評論家の佐高信と共著で『安倍政権を笑い倒す』(角川新書)を出版。小金井市では6年前から市民が松元ヒロ・ソロライブを毎年企画。昨年はコロナでできなかったが、4月30日2年ぶりに実施することになった。

待たれるヒロさんの鋭い風刺が効いた笑い

2016年、2回目のポスター原画をヒロさんにプレゼントした。左からヒロさん、田頭夫妻

「松元ヒロ ソロライブin小金井」の発起人は、『塩田の運動会』(福音館)など130冊以上の絵本を出版している田頭よしたかさん(70=小金井市)だ。10年前、作詞家で作家の永六輔さんのラジオ番組で、ゲスト出演した松元ヒロさんを初めて知った。
「政治的な問題を笑いで料理する面白い人だなと思った」と田頭さん。夫婦でライブに通ううちに、妻の祐子さんもすっかりファンに。「改憲への危惧を自分を憲法くんに見立て、リストラされそう、されたらうちの怖いかみさんに怒られる」と笑いで訴える。コロナで先が見えない今の世の中、ヒロさんが大ナタでどう切ってくれるか楽しみと祐子さんは言う。

笑いで不寛容な社会へ問いかける

1回目のポスター

4回目のポスター

第29回FNSドキュメンタリー大賞作品に鹿児島テレビ放送で制作された「テレビで会えない芸人―松元ヒロの世界」が決まった。2019年春から1年間、松元ヒロさんの故郷のテレビカメラが追った。
台本はすべて自分で書く。新聞をチェックし、本を読む。原発反対の集会にも参加する。その現場に身を置く中から自分の怒りや感動を台本に落としていく。
作品は、不寛容な時代と言われる中で、それでいいのかと問いかける芸人・松元ヒロの人間が浮かび上がると評価された。だが放映はキー局のフジテレビの関東ローカルで今年の1月3日朝4時55分の1回だけだった。

松元ヒロのポスター展

アニマルロードショー「7年目の浮気」から

2年ぶりの公演を記念して、田頭さんが毎回描いてきた小金井市での松元ヒロ・ソロライブポスター5枚を、4月24日(土)〜26日(月)10時〜20時(初日12時から、最終日18時まで)、宮地楽器ホールマルチパーパスN(1階)で展示する。「ヒロさんは美男子。だから描きにくい」と田頭さん。若い時、陸上の選手だったからか、体の線がきれいだという。
同時に田頭さんの描いた絵本や、版画グリーティングカードなども展示。注文販売をする
■松元ヒロ ソロライブin小金井 part5 4月30日(金)17時半開場、18時開演。宮地楽器大ホール(武蔵小金井駅南口1分)。定員250人(全席指定・申し込み順)。前売1800円、当日2300円、学生1200円。ペアチケット3000円。申し込み・問合せ電話番号042-387-1662(10時〜17時)同実行委員・佐藤さん

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