クリスマスにプリンセチアを

ポインセチアを育てて40年・松本好高さん 国分寺市

プリンセチア・ルージュ

赤い花と緑の葉のコントラストがきれいなポインセチアはクリスマスの雰囲気を盛り上げる花として欠かせない。国分寺市東戸倉2丁目にある日本ポインセチア協会会長の松本好高さん(72)が栽培するハウスの中は赤、ピンク、白のポインセチアが1週間後の出荷を今や遅しと開花していた。ポインセチアの一種で花数の多いプリンセチアをおすすめとか。

毎年1万3000鉢を出荷

急に人気が上がったゴールド

2色のスパイラル仕立てのポインセチア

薄いピンクも人気がある

西武国分寺線恋ヶ窪駅から徒歩10分。JR国立駅北口からバスでの戸倉循環「二つ塚」下車。目の前に「ポインセチア」「松本園芸」と書かれた看板が目に入る。戸倉通りを挟んで長さ約30メートルのハウスが8棟並ぶ。毎年ここから1万3000鉢のポインセチアを出荷している。
11月8日に訪問。「もう一週間するとハウスの中は真っ赤に染まるんですが」と言いながら松本さんが、作業中のハウスに案内してくれた。1棟に1000鉢から2000鉢が整然と並ぶ。小まめに剪定して作る「ツリー仕立て」、赤と白の「スパイラル仕立て」など手の込んだものもある。花の色は赤、ピンク、白、そしてゴールド(黄色)。黄色の花はひまわりに代表されるように、元気が出るビタミンフラワーとして人気だが、松本園芸では数が少なく売り切れ状態になりそうだという。
今年、数が揃っていてオススメはポインセチアの改良種であるプリンセチア。ポインセチアより花数が多く、可憐だ。
「一鉢でも花がお部屋にあると室内が明るくなりますね。コロナ禍でふさぎがちの昨今ですが、花で気持ちも明るくなっていただけたら嬉しい」と妻の美江子さんは言う。

寒さと水のやり過ぎに注意

全長30メートルのハウス。彩り鮮やかなポインセチア

日本ポインセチア協会会長、松本好高さん

妻の松本美江子さん

ポインセチアは冬を代表する観葉植物。花びらに見えるところは苞(ほう)と呼ばれる葉の部分で花は苞の中心にある小さな粒の部分。日が短くなることで、葉が色づく短日(たんじつ)植物。原産地はメキシコ。トウダイグサ科トウダイグサ属の植物で常緑性低木だ。暖かい所に適していて鹿児島県屋久島では自生している。
松本園芸のハウスも日中は20度から25度、夜中は15度前後に保たれている。「室内で昼間は日光の当たるガラス越しに置き、太陽に十分当ててあげてください。夜は冷えるので窓から離すか、段ボールの箱をかぶせて、10度以下にならないように注意しましょう」。
水のやりすぎが枯らす原因のトップという。鉢の中の水が冷えて根をダメにすることもある。「4日から1週間に1回位が目安」と松本さん。土を見て、白っぽく乾いていたら水のやり時だそうだ。
1年でダメにしてしまう人もいるが、松本さんは13年育てた経験がある。温度と水の管理を丁寧にすれば10年以上育つ植物。挿し木で栽培することも可能という。
■松本園芸即売所では12月いっぱいポインセチアの販売をしている。赤5号1800円、ゴールド5号2000円、赤6号ツリー型4200円。赤と白のスパイラル6号5500円、プリンセチアのピンクの濃淡4号鉢1200円など。
9時〜16時半。国分寺市東戸倉2-23-8。即売所は12月まで。春は4月〜6月オープン。電話番号042-321-7865

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