みんなでわいわい食べたい香ばしい薪窯焼きピッツァ
2001年に開店した薪窯焼きピッツァの店。武蔵五日市線の武蔵増戸駅を出て左手を見ると、すぐイタリア国旗と「YOSHIZO」の看板が見える。カウンター5席にテーブル16席、2階もある。
ランチのBセット(1750円)を注文した。好きなピッツァ、あるいはパスタを選んで、ミニスープと前菜と飲み物がつく。ミニスープは、たくさんの野菜を使った熱々のミネストローネ。前菜は、ボリュームたっぷりにいろいろな味が楽しめる盛合せ。野菜がとてもおいしい。「なるべく地元産の野菜を使うようにしています。あきる野はおいしい野菜が手に入りますから」と、マネージャーの渡辺祐樹さん。
店内は、近所の人たちの和やかな会話と笑顔で満たされていて、地元に愛され、地元を愛すスタッフで切り盛りされている雰囲気がとてもいい。
窯焼きのピッツァは、「ふち」がぷっくりとふくらんだいわゆる「ナポリピッツァ」だけれど、「粉はイタリア産ではなく国産を使っているし、厳密にはすこし違うかな」と言うように、YOSHIZOスタイルのピッツァ。1枚を1分30秒から40秒で焼き上げる。香ばしい焦げ目が食欲をそそる。塩とオリーブオイルとバルサミコ酢が用意されていて、「ふち」にこれらをつけて食べるのもおすすめですよと言われたけれど、何もつけなくても、噛み締めるごとに粉の味わいと香りが口中に広がる。