vol.69 玉ちゃんの家 子どもも大人も座敷で仲良く笑顔で食べる韓国家庭料理

 江戸時代から続く甲州街道沿いの旧家で「つちのこや子育て支援スペース」として、また地域活性の場でもある「やぼろじ」。ここで韓国家庭料理が食べられる「玉(たま)ちゃんの家」。月曜と火曜の昼と、土曜の夜の週3回のオープンだ。
 店主は小湊玉正(こみなとぎょくせい)さん。訪れた人みんなに、花が咲くような笑顔で接する玉正さんを、常連客は親しみを込めて「たまちゃん」と呼ぶ。海の幸、山の幸が豊富な済州島(チェジュド)出身のたまちゃんは、2004年に来日。お母さんの料理が恋しくて「自分で作るしかない」と思い立った。自家製キムチの販売を始め、2年前から「玉ちゃんの家」を。
 土曜の夜に行った。おかず6種類の「おつまみセット」(1000円)に、野菜たっぷりの「チャプチェ」(700円)、「キムチ盛り合わせ」(500円)。フルーティな味わいの生マッコリ(500円)。具がたっぷりの「のりまき」(600円)まで大満足。地元産の野菜を使い、手間を惜しまず作られる料理は、エゴマの香りや丁寧にとった出汁の滋味に心がほどける。月曜と火曜のランチは、石焼ビビンパやキムチチゲなどの定食が5、6種類、800円~。
 育児支援スペースのため、子ども連れが多く、キッズメニューもある。おもちゃで遊ぶ子どもたちがいる座敷で食事をするのは、普通の飲食店とは違う雰囲気だが、大家族の一員になったような楽しさがある。

店舗情報

住所:国立市谷保5119 やぼろじ内
電話番号:090-1262-1222
営業時間:昼の営業・月曜、火曜11~14時
夜の営業・土曜17~21時
※玉ちゃんのキムチは、国立市内「しゅんかしゅんか」
「とれたの」「広島屋」
「あひるの家」で販売している。

「韓国から両親が来たとき、お父さんが、お母さんの料理よりおいしいよ、って言ってくれました」

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