vol.71 カフェよしださん家

もちもち手打ちうどんと家庭的なお惣菜に大満足

 JR南武線矢川駅南口から甲州街道に出て西へ。青柳交差点を左折し、最初の路地を左に、またすぐ右へ。駅からは徒歩約12分。閑静な住宅街の家の前に小さく看板。玄関から靴を脱いであがる。まさに「よしださん家」を訪ねた。4人掛けテーブル2つ、奥に個室。小さくて温かくて、優しく包まれるような中、家庭的な食事を楽しめる。
 店主は、山口富美江(とみえ)さんと吉田由紀子さん母娘。かつて焼き肉店を切り盛りしていた富美江さんは、店を閉めてから「いつかまた店を」と言い続けていたという。娘の由紀子さんと共に、2013年に開店した。
 メインの手打ちうどんは、夫の母親直伝の秩父うどんがルーツ。埼玉産小麦を使った、しっとりとしたコシと小麦の味わいは、武蔵野うどんに慣れた舌にうれしい。
 つけ汁にきんぴらを入れるのがオリジナル。由紀子さんも、「うどんといえば、きんぴらが入ったつけ汁」と、子どもの頃から親しんできた味だと話す。きんぴらの甘みがつけ汁に染み込んで、うどんにもよくからむ。
 小鉢のお惣菜は日によって変わるが、誰もが喜びそうな家庭的な、でもなかなか家庭でここまでていねいに作れないという味。「手間を惜しまず、愛情をこめて作る、あたりまえの味が望まれているのかなと思っています」
 きんぴらと2種類の小鉢、飲み物がつく「きんぴらつけ汁うどん」(1000円。税込)は、うどんに限りがあるので、必ず食べたい人は事前に予約を。他に「ハンバーグランチ」「曲げわっぱ弁当ランチ」(各1000円)があり、+300円で、自家製あんこを使ったデザートなども。お持ち帰り用のお弁当にも対応する。かわいい手作り雑貨の販売もしている。

店舗情報

住所:国立市青柳2-14-20
電話番号:042-511-1165
営業時間:11時~17時
定休日:土曜、日曜、月曜、祝日

「ここで食べると幸せなきもちになるのよ、とお客さんに言われて、嬉しかったです」

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