vol.16 蓮の花のお茶で優雅に

お坊さんは6月に咲いた蓮の花を冷凍して持って来てお茶を入れてくれました

お坊さんは6月に咲いた蓮の花を冷凍して持って来てお茶を入れてくれました

 アンニョンハセヨ! ソンヒョンです。温かいお茶がホッとする気持ちになる季節です。韓国ではお茶はデザート感覚で飲むため甘い味付けをします。日本に来て初めて飲んだお茶の味が甘くないのでびっくりした思い出があります。
 この間、珍しいお茶の体験をしたのでお話します。韓国から来たお坊さんが蓮の花のお茶を入れてくれました。韓国ドラマでも蓮のお茶の話がよく登場するのでとっても興味深かったです。大きいお皿に凍った蓮の花を置いてゆっくりお湯を注ぐと花びらが開きながら蓮の香りが漂い、白い蓮の花が綺麗に咲きました。蓮の花も鑑賞出来、その香りも楽しみながらお茶を頂くと五感が満たされ癒されました。お坊さんの話しでは、テレビや行楽などがない寺では、長い冬の夜を蓮の花のお茶を入れてゆったりとした時間と共に話に花を咲かせるそうです。
 韓国では寒くなると多くの家庭で旬の食材を取り入れた自家製お茶を作る人が大勢います。その中で一番人気があるのが甘酸っぱい味と香りの柚子茶です。柚子にはビタミンCがレモンの3倍以上も含まれていて風邪予防や疲労回復によい効果があると言われています。他には生姜やかりん茶もあります。母がよく作ってくれたので柚子が出回る季節になると私も千切りした柚子と同量の砂糖を混ぜて作ることがあります。
 (韓国語講師 金善瑩 キム・ソンヒョン=八王子市)

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