vol.20 「師匠(先生)の日」がある韓国

子どもたちにとってリヤカーも遊び道具の1つ

子どもたちにとってリヤカーも遊び道具の1つ

 アンニョンハセヨ、ソンヒョンです。韓国では家族に関連する行事が多い5月を「家庭の月」と呼んでいます。「こどもの日」「両親の日」「師匠(先生)の日」と続きます。「こどもの日」は日本と同じように5月5日で祭日です。“今日はこどもの日、我らの世上”という歌があるように、親と遊園地に行き外食やプレゼントをもらい、こどもが主役の一日です。
 5月8日は「両親の日」ですが休日ではありません。敬老孝親を美徳とする韓国では学校授業の中で父と母に贈るカーネーションを手作りします。自慢気にカーネーションを胸につけ、外を歩く親は幸せそうです。
 さて、日本人には聞きなれない「師匠(先生)の日」は5月15日です。先生方の努力に敬意と感謝を忘れないため設けられたそうです。この日は平日ですが恩師を訪ねたり、電話で挨拶をしたり先生に感謝の贈り物をする人もいます。韓国では先生の影も踏んではいけないと教わった時代がありました。師匠と親は同じである(君師父一体)、家の中がうまくいけばすべてがうまくいく(家和萬事成)と言う儒教の教えからくる韓国の風習です。
 (韓国語講師 金善瑩 キム・ソンヒョン=八王子市)

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