vol.19 韓国中が受験生を応援する日

人気がある名門私立延世大学の正門の前で写真を撮っている生徒

人気がある名門私立延世大学の正門の前で写真を撮っている生徒

 アンニョンハセヨ、ソンヒョンです。今日は韓国の受験の話です。大学進学率が高いと言われている韓国では高校生になると第一志望校に入るために、生徒はもちろん親も真剣です。毎年11月の半ばになると「大学修学能力試験」、通称「修能(スヌン)」が行なわれます。修能は日本の大学入試センター試験に当たり、韓国では修能の得点次第で志望大学の合格と将来まで決まるとも言われるほど重要です。それで受験生たちが安心して試験を受けられるように、その日は韓国社会が一つになってバックアップします。受験生が渋滞に巻き込まれないよう市内バスが増便されたり、通勤ラッシュと重ならないよう一部企業で出勤時間を1時間遅らせたりもします。パトカーや白バイに載せてもらって受験場に行く様子が日本のニュースにも取り上げられることもあります。
 「修能」の得点発表は12月始めです。新聞には修能満点者の写真と勉強方法などが紹介され一層進学への関心が熱くなります。翌年の1月末位にまでは大体の進学先が決まります。受験生は2月末に卒業式、3月初めに入学を迎えます。韓国では3月になるとほんのり春の気配を感じるようになります。幼稚園から大学校まで卒業式、入学式の時期は同じです。
 日本は桜が満開の4月に入学を迎えますね。チュカハンニダ(おめでとうございます)。(韓国語講師 金善瑩 キム・ソンヒョン=八王子市)

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