vol.74 柳瀬川回廊散歩 -清瀬市-

 空を仰ぎ深呼吸して柳瀬川の回廊を歩く

水と緑の広々空間

埼玉県入間市から清瀬市内を通り、また埼玉県志木市まで、約20キロを流れる柳瀬川。この柳瀬川の橋3つを回るコースを歩いてみた。
まずは、西武池袋線の清瀬駅から「けやき通り」を歩いて30分ほどで「金山橋」に到着。ここから松柳(しょうりゅう)橋へ、戻って金山橋を過ぎて城前橋へ、そして対岸から金山橋に戻る。この一巡りで約1時間のウォーキング。金山橋と城前橋の間の一部で河川工事をしているので注意しつつではありながら、空が大きく、広々として、気持ちよく歩くことができる。

生態系を守られた公園

金山橋を渡って左右に広がる「金山緑地公園」と「金山調節池」が素晴らしい。1986年(昭和61年)にできた「金山緑地公園」は、湧き水に恵まれた水と緑の公園で、1.8ヘクタールの広さがある。都市公園等コンクールも受賞している。
散歩する人はもちろん、ベンチで読書する人や体操する人、静かに水を眺めている人など、近隣の人たちの日常に欠かせない場所だとわかる。「金山調節池」は、自然に再生されたビオトープ。池で羽をパタパタさせ水浴びする鴨や、石の上で微動だにしない亀など、生き物の生態を見続けて飽きない。カメラを立て、じっくりと野鳥観察する人もいた。

サクラの季節を夢見て

金山橋、松柳橋、城前橋、それぞれ、欄干にあしらわれた橋の名を配したデザインが個性的で面白い。城前橋から川の対岸を金山橋方向に戻るところは、柳瀬川崖線緑地として、桜の名所でもある。黒々とした太い幹から力強く伸びる桜の枝にはまだつぼみも見えないが、満開の光景を頭にうかべながら、桜を愛でる多くの人がここに集まれることを願わずにはいられない。
柳瀬川沿いを歩いたのは初めて。こんなにも歩いて心休まる場所だったとは。まだ冷え込みの厳しい日もあるけれど、立春を迎え、日射しに春を感じながら、歩きたい。最寄り駅から少し距離はあるが、ウォークで疲れたら帰路は、バスで駅へ。

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