vol.69 立川の新スポット -立川市- 

 緑と水と空を感じて子どもも大人も楽しい

飛行機が目の前に

 「ヤギさんがいた場所」と認識している人も多い、JR立川駅北側、かつての立川飛行場跡地部分にオープンしたばかりの「GREEN SPRINGS」とその周りを歩いてみた。飲食店、ホテルや美術館、野外ステージを備えた文化複合施設はすでに人気になっている。多摩産材を街区内にふんだんに使い、ビオトープや噴水、多彩な植栽など、緑や水に囲まれた空間で、気持ちよく過ごせる場所だった。
2階の南側にある店舗「TAKEOFF-SITE」の奥に展示された「R-HM型軽飛行機」には思わず駆け寄ってしまった。終戦後に禁止された飛行機製作が1952年に解禁された後に、立飛グループによって作られた国産飛行機3機のうちの1機だ。フランス人技師、アンリ・ミニエ氏の設計で、操縦技術が難しいため量産には至らなかった。立飛グループの倉庫に保管されていた機体を修復して現在展示している。

多摩のものづくり

「TAKEOFF-SITE」内の物販スペース「TAKEOFF SHOP」は、福永紙工株式会社がプロデュースするセレクトショップ。立川で印刷加工会社として創業57年の同社が、クリエイターと共に創ったペーパープロダクトや、紙製のゲームなどを展示販売しつつ、「ものづくり」の心を共有する多摩地域の会社の商品も紹介している。「ものづくり」と言うと東京下町を連想するが、多摩地域にも魅力的な会社がある。

のんびりの再発見

TACHIKAWA STAGE GARDEN横のカスケード(人工の滝)を登ると、国営昭和記念公園の緑と遠景を見渡せるスカイデッキに出られ、天気の良い日は富士山も見えるとか。ここで静かに空や緑を眺めている人が多い。こんな過ごし方がある意味「新しい生活」なのかもしれないとも思う。
1階に降りて、周囲を歩くのも楽しい。ゆっくり歩いて15分。植えられている、コナラ、イヌシデ、ヤマザクラ、モチノキなどの木がこれから成長するのも楽しみ。多くの木や花に名札がついているのがありがたい。

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