vol.53 青梅七福神めぐり -青梅市-

健やかな一年を願って青梅の神さまをめぐる

お寺の景観も楽しんで

01_P155_aru_01 青梅七福神は1980年(昭和55年)からはじまった。もともと七福神が祀られているお寺があった中、7つのお寺を選定。当時はあまり知られていなかった景観の良いお寺を選んだというだけあり、どのお寺もそれぞれの趣があり、楽しく歩いた。

神さまをめぐって歩く

 東青梅駅から徒歩約30分の玉泉寺(ぎょくせんじ)弁財天。池と花木が配された桃源郷のような境内に心が落ち着く。ここから青梅駅方向に30分ほど歩いて、延命寺(えんめいじ)大黒天、宗建寺(そうけんじ)毘沙門天。青梅駅に近く、青梅街道から少し入っただけで静かな、こじんまりしたお寺ふたつだ。近くにある江戸時代の石橋の一部をベンチとして残した「境橋の石橋」も見学した。ここから約15分で清宝院(せいほういん)恵比寿尊。境内にあるカフェ「ニウギニ」で一休み。珍しいパプアニューギニア料理や手打ち蕎麦があり、コーヒーはまろやかで味わい深い。多摩川にかかる万年橋を渡って、吉野街道から右手に入ると、地蔵院(じぞういん)布袋尊。市の指定有形文化財である山門は、素朴な力強さが胸に響く。さらに多摩川沿いの緑を目に優しく感じながら30分ほど歩いて青梅街道へ出て、明白院(めいばくいん)福禄寿。こちらの山門も市の文化財で、見事な松の枝振りとともに絵になる美しさだ。宮ノ平駅を通り過ぎて青梅街道を戻り、最後の聞修院(もんしゅいん)寿老人までは一番距離がある。約1時間。たどりついたお寺は時代劇に出てきそうな雰囲気。ゆったりとした境内で疲れが癒された。

オリジナル御朱印帖も

 全長約20キロ。4時間から6時間。一日で歩くことも可能だけれど、余裕をみて2日かけてもいい。
 通常の御朱印帖と色紙は通年あるが、元旦から各寺で発売するオリジナル御朱印帖(2200円。御朱印代は各寺300円)が人気だ。市内の藍染工房「壺草苑」の生地を表紙に使ったしゃれた体裁で、2018年度は3日で売り切れてしまったそう。

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