vol.49 御岳山を歩く -青梅市-

苔の緑も目に優しく 水音涼しい渓谷を歩く

涼しい風に誘われて

01_P147_aru_21 この夏の厳しい暑さがすこしだけやわらいできた、かな? という8月半ば、凍らせた飲み物とおにぎりと塩アメをリュックに詰めて、御岳山に行った。
 JR青梅線の御嶽駅で降り、駅前のバス停からバスに乗り、ケーブルカーの「滝本駅」へ。ケーブルカーの中では、ペット用スペースで飼い主さんに抱っこされたトイプードルの愛らしさにみんながニコニコしていた。6分ほどで御岳山駅に到着。降りると、「わあ、涼しい!」と歓声が。展望台から雄大な景色を見渡して深呼吸をする。

清楚なレンゲショウマ

 ケーブルカー駅からすぐのところに「レンゲショウマ群生地」がある。8月中は楽しめそうだ。約5万株が自生する貴重な場で、写真を撮ったり、清楚な姿を見つめたり。
 ここから少し歩くと、神社に従事する「御師(おし)」と呼ばれる方々の家が、美しい茅葺き屋根の家も含めた集落になっており、山岳信仰の場であることを思わせる独特の雰囲気をつくっている。長い階段を上り、武蔵御嶽神社にお参りをする。

ロックガーデンと滝の涼

 お参りをすませてから、靴ひもを結び直し、ロックガーデンへ。「七代(ななよ)の滝」を経由する下りの道を行こうとしたら、上の道から「その道はきついよー」と声がかかる。滑りやすい急坂が続く道は確かになかなかきつかったけれど、ゆっくりと一歩一歩を確かめながら歩く時間は、気持ちが研ぎすまされていく心地良さがあった。
 汗びっしょりでたどりついた「七代の滝」は小さなオアシス。水が冷たい。そこからさらにロックガーデンへ。大小の岩の間を流れる水、岩を覆う苔や、木々の緑の鮮やかさも素晴らしく、マイナスイオンを胸いっぱいに吸い込んで、まさに生き返る。さらに上流の、滝行も行われるという「綾広(あやひろ)の滝」をゴールとした。数日前にたくさん雨が降ったこともあり、水量十分で迫力ある滝の姿に、日頃の疲れを洗い流してもらえたような気がした。歩いた時間は正味3時間。

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