vol.37 盛夏の秋川渓谷 ー あきる野市 ー

汗かいて、歩いて暑さを楽しむ散歩

皇居ランナーもぜひ来て

01_P123_arucoco_01 「可能性しかない。宝の山みたいな所」。JR武蔵五日市駅前で、アウトドアアクティビティの拠点「東京裏山ベース」を営む神野賢二(通称ジンケン)さん(39)は、このあたりのことをそう評する。 
 ジンケンさんは愛媛県出身、大学進学で東京多摩地域へ。野山を駆けるマウンテンバイクが好きで、たびたび走りに来ていた秋川渓谷エリアに6年前に越して来た。あきる野市から檜原村にかけての自然をこよなく愛し、同好の人たちへの情報発信や交流の場があればと思い、「東京裏山ベース」をはじめた。
 スタートしてまだ1年半だが、マウンテンバイクやランニング、キャンプやハイキングなどを楽しむ人たちが、世代を越えて集まる。食事もできるカフェを併設し、荷物預かり(400円)、シャワー(600円)の設備もある。
 「皇居ランナーの1%を秋川渓谷に呼びたい」とジンケンさん。その野望の手始めに設定した約5キロのランニングコース。走るのは次回として、まずここを歩いてみた。

秋川渓谷の自然満喫

 東京裏山ベースをスタートし、檜原街道を西へ。「五日市出張所入口」で、秋川渓谷方向に曲がる。阿伎留神社の手前を左へ行って進み、小さな祠を目印に、あぜ道に下りる。畑の中を歩くのが楽しい。
 小さな橋を渡ると、川のせせらぎが耳に届き、涼しさを感じる。ここからは秋川渓谷沿い。アユ釣りする人たちを見ながら、川沿いを気持ち良く歩く。大きな桜の木もあり、春も良さそうだなと想像する。
 小和田橋を過ぎ、佳月橋を渡って川の反対側へ行き、戻る。渓谷と緑と空の青。画用紙いっぱいに絵を描きたくなるような景色を存分に味わえる。階段を下りて水に近い場所もある。夕日の時間は水面に夕日が映ってとてもきれいだそうだ。あゆみ橋を渡って、檜原街道に戻る途中の上り坂は、「むかし道」の風情も感じた。 
 気軽に秋川渓谷のさまざまな景色を満喫できるコース。今度はぜひ走りたい。

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