vol.29 健康になれる伝統茶

韓国の喫茶店ではコーヒーだけでなく伝統茶も飲める

韓国の喫茶店ではコーヒーだけでなく伝統茶も飲める

 アンニョンハセヨ、ソンヒョンです。先日、韓国から日本に来て間もない知人が出してくれた緑茶がコーヒーカップに入っているのに驚きました。昨年、遊びに来た妹も湯呑に緑茶を入れて出すと持ち方に戸惑っていました。そう言えば、韓国では日常的に緑茶を飲む習慣がないのを忘れていました。私も日本に来た当初は戸惑ったけれど何時の間にか、緑茶は湯呑に入れ両手で包み、手の平に伝わる暖かさを感じながら飲むのが美味しいと思うようになりました。
 韓国では4世紀頃から緑茶を飲み始め朝鮮時代まで広がったそうですが「茶道」と呼ばれ、お坊さんや学者達の道楽だったようです。
 それで、庶民は身近な自然から得られる木の葉っぱや実、花、根っこ、皮などでお茶を作り進化させたようです。春先には柿の新芽を摘み乾燥させ保管します。夏には麦茶やトウモロコシ茶を入れて沸かしてから熱気を取り、冷蔵庫に冷やして置きます。秋には菊の花を、冬には生姜やゆずを砂糖や蜂蜜に漬けます。体の免疫力を高めてくれる朝鮮人参も常備しています。どこの家庭でも手作りのお茶が何種類もあり、その時々の体の状態に合わせて飲みます。
 今ブームの生姜茶の簡単な作り方を紹介します。千切りした生姜に同じ分量の蜂蜜か砂糖で漬けて置けば完了です。血圧の安定にも効果があるようです。
(韓国語講師 金善瑩 キム・ソンヒョン=八王子市)

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